Update:2021/01
サイト(ホームページ)訪問者は、
院内ツアーや、
設備写真ギャラリーが見たい訳では、ありません。
[検索]で、情報を探している人たちは、
自分の欲求や悩みを解決してもらいたいからです。
多くのホームページは、ほとんどが検索から訪問されます。
ただ、多くのホームページ入り口は、
その役目を果たしていません。
なぜ、それが言い切れるのかは、この後の記事を読んで戴くと
お分かり戴けると思いますが、
一番大事なことは、
「検索」で表れる結果は、まだあなたのホームページでは無いということを
理解して戴くことです。
ホームページに必要な事は、まず、適切な表現のタイトルとスニペットです。
あなたのホームページが集客できるために必要なことをお伝えしたいと思います。
By 横浜のITコーディネータ
あなたのホームページのそれぞれの大事なページの説明(要約)はキチンとされていますか?
「そんなものは知らん、ホームページ制作会社に任したのだから」と思ったあなた
もしかして、「あなたのホームページが役立っていない原因はそこにあるのかも知れません」
ホームページ制作で大事なのはデザインより中身(コンテンツ)です。
そして、どんなに良いコンテンツが揃っていても知られていなければ何にもなりません。
あなたのビジネスがどんなものであれ、ホームページを作っただけでは、あなたのホームページは利用されることは無く、結果ホームページからの集客はままなりません。
ホームページを知ってもらえなければなりませんが、お金をかけてホームページを知ってもらおうとしても、あなたのホームページのコンテンツの内容を知ってもらうには困難があります。
それは、多くのホームページが根本的な事そして最も基本的な事を見過ごしているからです。
ホームページに訪れるきっかけ
今では、多くのホームページは、ほとんどが検索から訪問されます。
一昔前のURL(www home.comの様な)を直接入力して訪れることはまれと言って良いでしょう。
そして「検索」で最初に表示されるのは、
あなたのコンテンツではありません
(検索順位の順に表示されるからでも、ありません)
仮に、あなたのホームページのコンテンツが検索1位だったとしても
あなたのコンテンツが表示されている訳ではありません。
表示されているのは、あなたのコンテンツのタイトルと要約です。
(同じことだとは思わないでください。多くの勘違いがあります。)
これは、ホームページ制作会社の怠慢です。
(細かいことを言っても理解されないからともホームページオーナーに話しても仕方ないとも思ったのかも知れません)
中には、SEO対策と言って別途料金としているところさえあります。
そしてこのタイトル(ページtitle)と、要約の元となるのがdescription(ページの説明)です。
安易なタイトルや、
全ページ同じ内容のdescriptionだったり、
descriptionが全く設定されていなかったりします。
(それでもホームページは問題なく動きますし、見た目の判断はできませんので、ホームページオーナーの方が分からないのは無理のないとことです)
しかし、それにあぐらをかいたホームページ制作会社が少なくないのも事実です。
安易なタイトルとしては(以下に実例を示しますが)
「××のホームページです」とか「××のホームページにようこそ」です。
全ページ同じdescription例は以下
「〇〇〇〇〇〇〇〇区支部のホームページです。行政と協力し、市民歯科検診、1歳6ヶ月児・3歳児歯科検診を行っております。また、在宅老人のための往診事業も行っております。」
そしてdescriptionの設定が無い為にGoogle-がコンテンツから生成したスニペットが
「〇〇市歯科医師会のホームページです。〇〇市のみなさまに身近な歯科健康情報をお伝えします!〇〇市歯科医師会 ·歯科医院検索 What's New ...」
(実名は〇〇〇〇で伏字にしています)
ホームページのあるべき姿
本来descriptionはページごとの要約を120文字程度で伝えるもの
Titleはページの大事な見出しでありヘッドラインであるべきものです。
タイトルとスニペット
検索で重要視される「タイトル」と「スニペット」についてお伝えしましょう。
なぜ大切か?(重要視する)のかは、
検索した人(検索者)が、「検索」した結果で、初めて目にする内容です。
この段階では、まだサイト(ホームページなどの本文)には訪れていません。
(当たり前のことですが、これを見過ごして制作されたホームページが圧倒的に多いのです。)
これは重要なことです。
多くのサイトがこれをほとんど意識して作られていません
以下の実例①②の検索結果が、それを物語っています。
原因は、
検索している人は、
自分の欲求や悩みを解決してくれるところを探して「検索」しているということを利用者の目線から見ずに、伝えたいと思ったことだけを(提供者目線で)書いています。
(だから、
- ①の様に「交通アクセスについて掲載しています」で、サイトに訪問されることを前提で書いたり、
- ②の様にアクセスのページなのに治療メニューを優先して書いて、肝心のアクセスは抽象的で場所が良く分からない様になっています。
(アクセスのページは、利用者にアクセス方法を伝えるためのページであるにもかかわらず)
ホームページを持っている人こっち、こっち
検索者は、検索結果で表示される「タイトル」と「スニペット」から自分の目的にあっているか?
(自分の欲求や悩みが解決できそうか)を判断します。
「タイトル」は、
利用者(検索者)にサイトのページごとの内容を伝えるための短い(24-30文字)題名です。
タイトル:見出し:ヘッドライン
タイトルは30文字しかない為、タイトルを付ける祭は熟慮が必要です。
ホームページは広告です。
そして各ページのタイトルは、広告で言うところの「ヘッドライン」です。
以下にご紹介する例はいづれもタイトルの大事さを言っています。
現代広告の父「デイヴィッド・オグルヴィ」は、
著書「OGILVY ON ADVERTISING」:「売る」広告の中で、
「ヘッドラインを読む人は、ボディ・コピーを読む人の平均5倍。つまりヘッドラインだけである程度の売り込みをしなければ、90パーセントの金を無駄にしてしまうことだ。」と述べています。
つまりヘッドライン(タイトル)で関心を引いてボディ・コピー(スニペット)を読む様に仕向けなければ、クリックしてホームページに訪問してくれないことになるのです。
広告ビジネスの近代化に大きく貢献した。
クロード・C・ホプキンスは、著書:「広告マーケティング21の原則」で
「広告の見出し(ヘッドライン)は新聞の見出しのようなものだ。新聞の記事をすべて読む人はいない。金融記事に興味のある人もいれば、政治、社会、料理、スポーツなどの記事に関心を持つ人もいる。ある人がちらりとも見ずにめくるページを、別の人は最初に開くかもしれない。読者は見出しで読む記事を決める。そのため、見出しは誤解を招くものであってはならない。見出し作りは新聞記者の腕の見せ所だ。見出し次第で読者が関心を持つかどうかが決まる。」と述べています。
ここ25年以上にわたり、広告コピーライターのトップを走ってきたジョン・カールトンは、「Kick-Ass Copywriting Secrets」で、
「見出しは、あなたが書く最も重要なコピーです。経験豊富なコピーライターはしばしば・・・、見出しを作り上げるためだけに90%の時間を費やします! それはなぜでしょうか? というのも、見出しは2つの重要な仕事を瞬時に達成しなくてはならないからです。あなたは読者の散漫な注意を、1秒以下と言う短い時間でつかまなければならないからです。見出しとして不可欠なのは、1.あなたの狙った聴衆の細心の注意を引き付けること・・・・・・そして、2.まるでページから手を伸ばして、襟元をつかんで引き込むかのように、広告の中に彼らを引き込むことです。」と
コピーライティングの古典、ジョン・ケープルズの「ザ・コピーライティング」では、
第2章「広告は見出しが命」、
第3章「どんな見出しが1番注目されるか」、
第4章「効く見出しはこう書く」、
第5章「35の見出しの型--効果は検証済み」、と見出しの重要性を説いています。
スニペット:ボディ・コピー
「スニペット」は、サイトのページの内容を伝えるための記述(120文字ほどの要約)です。
ここは、24-30文字のタイトルを補完する内容で、さらに検索者の関心を引き付け、ホームページに訪問(本文を読んでもらう)してもらう為の内容が必要です。
あなたのコンテンツページの内容を、検索者目線で何を伝えるべきかを僅か120文字程度で表さなければなりません。
検索者が求める情報を簡潔に分かり訳す伝えることができなければ、
クリックされません。
120文字程度で要約しdescriptionで分かりやすく伝えることは簡単なことではありません。
間違っても、タイトルで書いた内容を繰り返し書いてはならないのです。
例えば、今あなたがむし歯が痛いとします。
あなたは、自分の近くで歯の痛みを何とかしたいと思い「検索」します。
そして、検索した結果が以下の様なものだったら、どうしますか?
実例を踏まえ、具体的に伝えていきましょう。
↑最もアクセスのページの要約になっていない例「交通アクセスについて掲載しています。」・・・ってクリックしないとわからない。(あなたならクリックしますか?)
- 院名が特定できる情報はマスキングしています(見辛くて申し訳ありません)
結果は、きっとスルーです。
↑ 「南バイパス沿い」のどこ?診療メニューを並べられても・・・肝心の情報は?
むし歯が痛いんだすぐに見てくれる?
・・・アクセスって書いてあるけど回りくどい。
また南バイパス!だからどこだよ・・・となりませんか?このアクセスの説明
しかもタイトルとスニペットの出だしが同じ文言、の繰り返しで肝心なことがわからない
結果は、やはりスルーですよね?
↑ これもタイトルがスニペットがほとんど同じです。
そしてクリックされアクセスのページに訪問されることを前提としています。
「検索者」は歯医者に行くことが目的ではありません。
もしかしたら、この医院のページには訪問するかもしてません後半にアクセス(バス停)があるから。
しかし、本来のアクセスのぺーじなら、病院名よりも医院長名よりも先に、
このバス停や近所のランドマークを載せることを優先させるべきです。
ここでの検索の目的は場所探しです。
まず自分の近くで探しているのです。
大切なスニペットの最初の方には分かりやすいアクセスのことを書くべきです。
近くにランドマーク(学校とかスーパー、コンビニ)など患者さん視点でわかりやすいアクセス方法を書くことです。
病院名や院長の名前などはここでは不要です。
120文字にもっと検索者の為の情報を書き込むべきです。
バス停○○駅徒歩2分の歯科で充分です。●●県〇〇市なども不要です。なぜなら「検索者」は、近くて通いやすいところを探しているのですから。
(他市からの集患や他県からの集患を期待してアクセスのページに載せるものではありません。
余ほどの有名医院でもない限り、そして有名医院ほど分院をもっています。
地域に根ざした集患が本来あるべきです)
何々線は不要です。近くの人は〇〇バス停徒歩2分で充分です。
Googleマップも補完してくれますから。
極端な話、近くからしか集患を期待してはためなのです。
ご自分で想像してみてください
ご自分が病気の時、よほどの重病でもない限り近くを探しますよね?
↑いかがですか?
少し検索しただけなのに「アクセス」のページのスニペットは、こんなのばかりです。
まだサイトに訪問していないのに、こんな説明です。
あなたはこの様な説明でこれらのサイトをクリックして、「アクセス」方法を確かめますか?
「検索者」はわずか3秒以内の内にタイトルとスニペットから自分の目的に沿っているか判断しています。
この様な内容(タイトル、スニペット)でクリックされたら
それは運が良かっただけか、他に見つけられなかった(近くに有名な病院があったとき①に例)時くらいです。多くはクリックされない無駄なページで終わっています。
この様な記載は、アクセスのページに限らず、
「××医院のホームぺージ」とか「△△クリニックのホームページにようこそ」「××会のホームページでは」の様な、意味のないタイトルや、無意味なスニペットが記載内容が目立ちます(④)
これらはホームページの用を成していないのです。
(これが提供目線で利用者の事を考えていないと言えることなのです)
横浜スマホ最適ホームページでは、
- 基本的なSEO対策として、
- 各ページのスニペットに採用される確率が高い(※)を根拠に
- 各ページの説明(検索する人が求める受法を)descriptionにあらかじめ無償で設定します。
アクセスのページに限らず、全部のページが対象です。
- Googleはコンテンツページ情報からスニペットを生成・作り出すとも言われていますが、適切なdescriptionがあれはdescriptionからスニペットを作るとも言われています。
あなたのコンテンツを端的に、検索者に伝える。Title(24-30文字)とdescription(110~120文字):(titleとdescriptionはSEOの基本とも)
そして意外と多い全ページ同じdescription
(これはGoogleから嫌われます。だって全部同じ内容なら、サイトが何ページあっても、検索で表示されるのは1つです。
「最も的確な検索結果を表示するために、上の 10 件と似たページは除外されています。」とかでGoogle検索結果から除外されることだってあるのです。
これも
横浜スマホ最適ホームページが
お約束するUVP(独自の価値提供)です。
- あなたはアクセスのページに何を求めますか?
- あなたはサイトのそれぞれのページに何を求めますか?
- そしてあなたのサイトに訪れてあなたのお客さんになってくれるかも知れない人たちに何をどの様に伝えたら良いかと思いますか?
一緒にサイトを作りませんか?
需給のバランスを考える
歯医者さんの例で需要と供給のバランスを見るのはある意味申し訳ないのではありますが
(なぜ歯医者さんを例とするのかは、他の医療機関に比べ圧倒的に歯医者さんの数が多いし、それに伴ってホームページの数も圧倒的だからサンプリングに良いのです。)
歯医者さんもビジネスです。
そしてビジネスならば、需給のバランスを考えるのは当たり前のことです。
いくら人口の多い地域に開院しても
需給バランス、そしてマーケティング戦略無しでは、おぼつきません。
先の様な「アクセスのページ」を作ってはいけないのです。
私が暮らす横浜市鶴見区は歯医者さんの数が138件あります。
そして隣接する港北区は206件、神流川区は138件
(出典:H27年横浜市:医療圏別・行政区分別に見た医療施設数(歯科)
よく言われる人口10万対比では、鶴見区48.4、神奈川区57.7、港北区59.9です。
また直ぐのお隣は川崎市です。
普通のなにも考えていないホームぺージで良いハズがありません。
そして、人口対比だけではこれは測れません。
主要駅周辺に集中するのは歯科だけにとどまりません。が、
上の図はGoogle検索で「横浜 鶴見駅 周辺歯科」で検索した結果です。
(なぜ横浜を入れたかと言うと、大阪にも鶴見区、鶴見駅があるからです)
なんと18院が鶴見駅周辺の半径450m以内にあり、互いの間隔が50mにも満たないところがたくさんあります。
ここ鶴見駅周辺では直径1km以内に歯科医院が集中しています。
そして50m以内にもライバルがひしめきあっています。
鶴見に限りません多くの主要駅周辺は同じような状況です。
しっかりしたアクセスのページが求められます。
もちろんアクセスのページだけではないです。が、
これからはマーケティングを意識したホームページが必要です。
誰でもがホームページを持つ時代において名刺代わりのホームページでは役に立っていません。
これは、歯医者さんにとって脅威でもあり
他のライバルから距離を置くチャンスでもあります。
このマップは単なる地図だけで無く
ピン?をクリックするとその歯医者さんのホームページを開くことができます。
マップでスマホから道案内もしてくれます。しかも全部無料で。
利用者(検索者)は特別なことは何もしなくても、
UVP
スマホさえを持っていれば、居ながらにして歯医者さんを比較検討できるし、
気になった歯医者さんにはすぐに
- 電話して確認
- そして予約
- そしてマップで来院
これは脅威であるとともに、あなたのビジネスチャンスでもあるのです。
このような便利な機能を使わないでいる理由はありません。
UVP:独自の価値のご提案
スマホならスグに電話できます
スマホ最適サイトでライバルを引き離しませんか
- ページのどこにいても
- どのページにいても
あなたの患者さんになってくれるかもしれない人たちが電話したいと思ったときタップですぐにあなたの医院に電話できます
スマホのネット利用がパソコンのネット利用を上回った今
スマホから検索し、すぐに・そのままスマホで電話できること、
これだけでも大きなアドバンテージとは思いませんか?
ほかにも最適化した問い合わせフォームを設ければ、
- スマホ利用者にも入力し易い問い合わせフォームからの問い合わせが増えることも考えられます。
- サイトのgoogleマップでご案内もできます。
UVP:Unique Value Proposition
SEO
SEOが怪しいのではなく、
キッチリとした対策をしていないSEO対策が怪しいのです。
titleとdescriptionはSEOの基本です。
大げさじゃなく、基本に忠実にSEOを行うべきです。
ページ毎のtitleとページ毎のdescriptionをしっかり記載すべきです。
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