2016年2月29日
こんにちは、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの「プリン」です。
長い名前の犬種名なので、普段はコギでいいです。
パグ犬の「モモちゃん」と、いっしょです。
きょうは、「ボク」(ほんとうは、わたしなんだけど・・・)からのご挨拶です。
「ボク」が、ご主人たちと、お別れして1か月です。
「ボク」は、このお家に3番目にやってきました。
ご主人の奥さんにたいそう気に入られて、
・・・アリーナのショップからやってきました。
未だ生まれたばかりで小さかった「ボク」は、丁度ドーナツが6個くらい入る箱で
この家にやってきました。
そこには、センパイの2女「モモちゃん」がいました。
「モモちゃん」は優しい顔で不思議そうに・・・見ていました。
「モモちゃん」は、犬なのにワンとも言いませんでした。
「ボク」が不思議そうについていくと、ぺろぺろとかわいがってくれました。
ご主人たちといろいろなところに行きました。
「ボク」は車が苦手で、車にのるといつもワンワン吠えていました。
そんな時も、「モモちゃん」は黙って静かにしていました。
しばらくすると、「ボク」の体が大きくなり、「モモちゃん」を追い越していました。
それでも、「ボク」はいつも、「モモちゃん」の家来でした。
でも、「モモちゃん」は、ほとんどおこりませんし、いばってもいませんでした。
ほんのちょっと起こるときも、ウ~~~っと言うくらいです。
よく一緒にお昼寝もしました。
一つだけ、「ボク」には自慢することがあります。
それは、「ボク」が「モモちゃん」に教えてあげたことです。
あるとき、「ボク」がワンワンと吠えたら・・・
となりで、「モモちゃん」が・・・
ウ~~~ワン・・・と、
それを聞いていたご主人たちが
あれ!「モモちゃん」も吠えることができる、んだ・・と
「モモちゃん」も犬なんだ、と・・・なんだか妙に感心していました。
「ボク」は得意になって
「ボク」が教えたんだと、ワンワンと教えても
「プリンはおとなしくしなさい」と叱られました。
でも、「ボク」はそんなご主人たちが大好きでした。
あるとき、「モモちゃん」がゆっくりご主人のあぐらのなかに回ってから座りました。
それから、ずーっと・ずーっと・・・待っていても、
「ボク」が「ワンワン」といっても、「モモちゃん」は眠ったままでした。
それから、ご主人たちは「モモちゃん」を抱いてどこかに連れて行きました。
「ボク」はお留守番でした。
ずーっと・ずーっと・・・待って、ご主人たちが帰ってきました。
でも、「モモちゃん」が居ません。
次に日も、またその次の日も、ずーっと・ずーっと・・・
待っても「モモちゃん」は帰ってきませんでした。
「モモちゃん」が15歳、ボクが6歳くらいの時でした。
それからは、ずっと「ボク」だけでした
たくさんかわいがってくれました。
2011/05/04この日は車で遠出をしました。
この日は暑かったので一休み。
和室の壁が大好きでした。2013/06/02
台所でおねだり・・・「待て」のポーズ2013/06/02
ご主人の椅子の足に頭を乗っけるのも好きでした。2013/06/02
大雪が降った時は、ご主人たちと雪の道で遊びました。2014/02/08-09
2014/02/08 午後からたくさんの雪が降ってきたので、早めのお散歩です。
2014/02/09。雪の朝です。 ・・・ いきどまりかあ・・・
よいしょ、自分で通り道をつくります。
よいしょ・よいしょ・・・足跡もなにもないところが好きです。
よっこらしょ・・・
来た道を引き返すます。 すごい雪だあ・・・
散歩も毎日行きました朝早くと、夜に
またまた、和室の壁です。2014/09/21
なぜか、この格好が好きなんだよね~
近所の福川の土手に散歩です2014/10/11
なにか?
よく「ワンワン」していたころ、2014/11/01
動物病院にもよく行きました手術もしました。
でも「ボク」は元気でした。
朝、寝ぼけ眼の「ボク」、2015/08/27
夜は、ご主人の布団でうたたね、していたら写真とられちゃった・・・2015/08/27
スマホの光で目がさめちゃった
これも、ご主人のフトンで、・・・2015/08/30
また、写真に撮られちゃった・・・
去年の10月、「ボク」に病気が見つかりました。2015/10/02
何度も検査に病院に通いました。
「ボク」は、車がにがてなので、いつも「ワンワン」と、ないていました。
1か月が過ぎ、2か月がすぎ、その間も1週間に2度は病院に通いました。
あるとき、病院に行く車の中で
ワンワンと吠えるのをやめていました。
ご主人たちは、・・・「ボク」は手術を受けました。
お腹に穴をあけて、細いチューブを通しました。
1日入院して次の日、「ボク」は帰りの車の中で
「ワンワン」吠えました。
嬉しかったのと甘えたかったので・・・
ご主人たちは、
少し安心したようです。
「この前は吠える元気もなかったん、だと・・・」
「ワンワン」えても叱られません。
おやつももらいました
ご主人の布団で、ご主人の枕をつかってお休みです。216/01/07
「ボク」がひとりで、寝たん、だよ・・・
ご主人が机で仕事をしている間に・・・自分で・・・フトンに上がって
まくらも使って・・・
そのあとも病院通いは続きました・・・
また、沢山雪が降りました。2016/01/18
散歩もしていましたので、
ご主人が雪の散歩に連れて行ってくれました。
ひとりで、田んぼのなかへ・・・
雪のなかを大きくまわって
おしっこをする真似です(もうボクは、自分でおしっこはできません)
ご主人が、呼んでいます。「プリン」!
からだにつながったチューブから、おしっこがでます。
おむつをお腹のまわりにまいています。
「プリン」・・・また呼ばれました。
でも、まだこのころは自分でしっかり歩いていました。
朝、散歩に行くと、
通学途中の小さな小学生が、
「ワンちゃんけがしたの?」と聞いてきます。
「わんちゃんかわいそう」
「わんちゃんかわいいね」と
言ってくれました。
お腹に巻いたおむつは、ご主人たちが朝夕取りかえてくれます。
また暫く病院通いが続きます。
今度は1週間に1回くらいですが、そのたびに飲む薬が変わります。
錠剤は形と色が一週間くらいでかわります。
錠剤は朝と晩に、あと粉薬を1日1回、
ご主人たちが「ボク」の、ご飯に上手に包んで飲みやすくしてくれます。
飲みやすくしないと「ボク」が吐き出すからです。
それからしばらくは病院通いが続きます。
病気の進行が、おさえられた感じもしてきていたのですが、
一週間くらいたちました。
「ボク」の食欲が全くなくなりました。
直ぐに病院にいき、
病院で専用の栄養価の高い缶詰のご飯を買ってもらいました。
しばらくは、缶詰のごはんを食べていました。
夜中に「ボク」が、「ゥ~んゥ~ん」と泣くと、ご主人たちが優しく交代でずっとなでてくれていました。
ある朝、「ボク」は全然ごはんが食べられませんでした。
朝からご主人の椅子のそばにずっと大人しくしていました。
そして、11時ごろボクは凄く眠くなりました。
前の日の夜はずっと眠れなく、
ご主人たちに、ずっと構ってもらっていたから、かも知れません。
眠くて眠くて、ご主人たちに、なにも言わずに眠ってしまいました。
ず~っと、ず~っと。2016年の2月2日でした。
「ボク」は、13歳と1か月を、このおうちで過ごしました。
もう「ボク」たちは、ここにはいません
コーギーの「プリン」は、いま
パグの「モモちゃん」と一緒にいます。
鎮魂歌
2016/03/02 我が家の可愛い家族たちへの鎮魂歌