これからのウェブサイトに求められるもの
- 「必要な時に」、
- 「必要な人に」、
- 「必要な情報を」、
- 「安全に」、
- 「簡単に提供」!
なぜ必要?
ご紹介します。あなたのホームページに必要な「マーケティング視点」
あなたの欲しい情報は?どの様にして見つけることができるでしょうか?
いまでも本(ビジネス書)などからあなたのビジネスに有用な情報を得ていくことは有効な手段の一つではありますが、ビジネスの分野においても数多くの書籍が出版されています。
その中からあなたが必要とする情報を見つけるには、やはりネットからの検索が一番ではないでしょうか?
ネットで書籍の一部分を確認して、良さそうだと感じたらそのままネットから注文する。
その様なスタイルが既に定着しているのは今更ながら確認する必要もないくらいです。
昔の様に本屋さんで立ち読みで内容を確認して良かったら購入するスタイルがなくなったわけではないですが、今や圧倒的にネット検索➡ネット注文ではないでしょうか?
店舗を構える本屋さんには悪いですが、筆者がここ2、3年の内に購入した専門書の28冊と、SFぺーリーローダン シリーズの33冊はネットからです。(ローダンシリーズの575冊の3分の1以上はネットからですし、NEOシリーズの10冊は全部ネットからです)
本屋さんに行くのは年に数回でそのほとんどが中古本の場合だけです。
こうしている間も、amazonで「 コトラー 競争力を高めるマーケティング 「デジタル消費者」の時代、アジアから世界へ! 2018/7/20 」割と新しい本なのにもう中古本が出ていましたので注文しました。
コトラー 競争力を高めるマーケティング 「デジタル消費者」の時代、アジアから世界へ!
9/26に注文して、9/27に届きました(たった1日我慢できるなら使わない手はないですよね?)
誰もがウェブから情報発信ができる、この様なネット時代において、
本屋さんのビジネスモデルに限ったことではありません。
クルマでさえ、価格.comで価格比較して購入できる時代です。
地域で来店型ビジネスを営む多くの業種・業態でも同じです。
まずは、ネットで調べてから訪問するのではないでしょうか?
それに備えてではなかったでしょうが、・・・
歯医者さん・美容院・エステ・整体院・会計・税理士・弁護士・海事代理士事務所などなど
いずれの業種でもほとんどがビジネスホームページ(ウェブサイト)をお持ちです。し、運用されています???
これからは、ますますウェブサイトの運用が大事になってきます。
しかし、多くのウェブサイトが制作時のままであったり、漸くスマートフォンに対応したくらいの状態にあります。
そしていま、ウェブサイトのあるべき姿・見直しが問われています。
多くのサイトが、訪問者に選択させる作り
(筆者はこれをデパート型と呼んでいます。・・・訪問者に探してごらんと言わんばかりに)
しかも、サイト内を連れまわす作り(訪問者が付き合えばの話ですが)、欲しい情報になかなかたどり着けないつくりが多いです。
2018年6月には「医療広告ガイドライン」により、
医療機関のウェブサイト等についても、他の広告媒体と同様に規制の対象となり、修正・変更が求められています。
ウェブサイトは誰のためのもの?
インターネット・ウェブサイトの発達に伴い
- 私たちが日々読むことのできる情報の量は爆発的に増加しています。
- 確かなことは、それらすべての情報を読むことは決してできない
- 私たちは読むべき情報とそうでない情報を日々選び取らなければならないのです。
そうした環境のなかで、あなたが運営するウェブサイトも変革が求められています。
「プロダクトアウトからマーケティングインへ」と呼ばれて久しいですが、
ウェブサイトは、まだ必ずしもその様になってはいません。
(未だに提供側目線で書かれたウェブサイトが多いです。)
「あなたがが出したい情報を出すウェブサイト」から、
必要な情報を必要な人へ
「必要な情報を必要な人へ、その人にわかる言葉で提供するウェブサイト」へ。
それが現在求められるあなたのウェブサイトの在り方です。
マーケティング発想でウェブサイトを運用することが大切
あなたにとってのお客様は?
お客様とは「お金を払ってあなたの商品やサービスを買ってくれる人たち」です。
あなたの商品やサービスを買って喜んでくれる人たちです。
ウェブサイトもマーケティング発想を持って作られ・運用されていくことが大事です。
必要となるのは「マーケティング発想でウェブサイトを運用する」ということです。
近代マーケティングの父といわれるフィリップ・コトラー氏は『コトラーの戦略的マーケティング』(ダイヤモンド社)で、マーケティングをこのように定義しています。
どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること。
つまりマーケティングとは、顧客にどうすれば喜んでもらえるのか、そして自分自身も利益を得られるのかを考えて、実行するプロセスだということです。このプロセスのなかで最も重要なのが「差別化」です。
ウェブサイトの差別化
あなたのウェブサイトも「差別化」が必要です。
デパートの様な画一的な作りのサイトであっても、サイト内にブログ機能があるなら、あなたのお客様になってくれるかも知れない人たちに向けて、
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- あなたの商品・サービスが提供できるお客様のベネフィットを、お客様目線で伝えていくことが大事です。
- 決して押しつけがましく商品・サービスの説明を自慢するのではなく。
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差別化とは
あなたの商品・サービスが提供できるお客様にとって良いこと。あなたが当たり前のことだと思っていても。誰も伝えていないなら伝えることで、独自の価値となりえ差別化につながることになります。
誰に向かって情報発信するの?
かつて「あたりまえのアダムス」が行ったことの様に。
「あなたは誰に向かって広告をしようとしているのですか?紙のメーカーですか?それともユーザーですか?」と問いかけ、
製紙会社の社長を説得し、製紙業界ではあたりまえだったことをていねいに伝える「広告」を制作し、低迷していた業績を向上させるだけではなく、一気に業界首位に押し上げた「あたりまえのことを分かりやすく伝えた」ことを。
その製紙会社の社長はアダムスが広告で提案しようとしたことを、
「そのようなことはどこの会社でもやっていることで、業界の常識だ」といって頭から否定されたのです。
ところがアダムスは「私は知りませんでした、当社では毎年数千ドル(当時)もの紙を購入していますが、正直に言っておそらく誰ひとりとして製紙に詳しい者はいないでしょう。」と、
それでも社長は「しかし、紙づくりについてそんな広告をしたら、全国の製紙会社のあいだで物笑いの種になってしまう。・・・」と言っていたのです。
そこでアダムスが言ったのが冒頭の言葉でした。・・・「あたりまえのアダムス」51Page。 ☚残念ながらこの本はamazonの中古でしか手に入りません(2018/09/26現在しかも高値 4,599円+送料 )
僅か100Page未満ですが、私の大事な蔵書の一つです。
(ちなみに2003年11月28日第1刷 定価(本体1000円+税)でした。)
あなたの常識が、必ずしも一般に知られているとは限らないことを・あたりまえだと思っていることも見直すことも大事です。
関連記事 ➡ あたりまえのアダムス
あなたのウェブサイトから
- サイトをリニューアルして更新頻度を増やして活性化したい。
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- SEOを強化して自社サイトに流入を増やしたい
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などとお思いなら、一度ご相談ください。
- あなたのウェブサイトがマーケティング向きでない。
- サイトの更新が簡単に出来ないので結局、作成時またはリニューアルからほとんど更新していない
- サイトが更新されないので、SEOが弱く、サイトへの流入が少ない
- サイトへの流入が少ないので問合せに繋がらない
- 当初作成したサイトは名刺代わり
- サイトの更新はできるが、使い方を覚えるのが大変で使いこなせず、結局放置している
などとお感じなら、 一度ご相談ください。
どんなサイトであっても、それ自体が勝手にあなたの顧客のニーズを理解して拡張するわけではありません
私たちは、
- あなたのビジネスの理解に努め
- 何のためにそれが必要か
- 何のためにそれがニーズになり
- 何が解決するための助けになるかを一緒に考え
- その為のお手伝いとしてマーケティングができるホームページをご提供したいと考えています。
あなたのビジネス要件は必ずしもプロのデザイナーやホームページ制作会社の方が理解できるものではありません。
テクニカル(技術的)なことは、あくまでサイトを作るうえでの手段・手法であって、本質ではありません。
あなたのお客様になってくれるかも知れない人たちのニーズをビジネスのニーズとして理解出来ることが重要です。
サイト制作・リニューアルにあたって、あなたのビジネスに合わせて"カスタマイズします”とか“ビジネスにあったテンプレートを使用します”という言葉が何を意味するのか正確に理解する必要があります。
- あなたのビジネスでは、マーケティングができるウェブサイトが必要です。
デザイン(見た目)は大事ではないとは言いませんが、デザインするという以外の、コンテンツ(中身)の重要さ、そしてコンテンツを柔軟にメンテナンスできることが、これから将来に向けて大事になっていくことを意味します。
拡張性が高い=簡単にカスタマイズする"という意味ではありません。
- ウェブサイトに将来追加されて行くであろうコンテンツと、過去のコンテンツのメンテナンス・維持しながら、運用できることが、これからのウェブサイトに求められます。
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